※本記事にはプロモーションが含まれています。
なぜオンライン会議で「マイク」がそんなに大事なのか
テレワークで一気に増えたオンライン会議。「資料は共有できているのに、なぜか伝わりにくい」「毎回『聞こえてますか?』から始まる」と感じたことはないでしょうか。
その原因の多くは、話し方よりもマイクの音質にあります。映像が多少カクついても会議は進みますが、声がこもっていたり小さすぎたりすると、相手は内容を理解するのに余計なストレスを感じます。
逆に、声がクリアで聞き取りやすいだけで、「説明が分かりやすい人」「落ち着いて話す人」という印象につながりやすくなります。同じ内容を話していても、「どんな音で届いているか」で評価が変わることもあります。
高価な機材をそろえなくても、マイクを見直すだけで会議の疲れ方は大きく変わります。まずは自分の環境を整理して、「どこから改善できそうか」を一緒に見ていきましょう。
オンライン会議でよくある「音のストレス」
- 相手の声がこもって聞き取りにくい
- こちらの話を何度も聞き返されてしまう
- なぜか会議の後にどっと疲れている
これらは「音の聞きづらさ」が積み重なっているサインかもしれません。
よくある「音の困りごと」
- 声が遠くて小さいと言われる
- キーボード音や家族の声まで入ってしまう
- イヤホンマイクだとこもった音になる
- 人によって「聞きやすさ」の評価がバラバラ
こうした悩みは、マイクの種類と置き方を変えるだけでかなり軽くできます。「なんとなく不便」をそのままにせず、一度見直してみる価値があります。
テレワークでよく使うマイクの種類
細かい方式をすべて覚える必要はありません。ここでは、オンライン会議でよく使われる代表的な3種類だけを押さえましょう。
1. PCやスマホの内蔵マイク
一番手軽で、追加の機材も不要です。ただし、マイクと口の距離が遠く、部屋の反響音やキーボード音も広く拾いやすいのが難点です。
「とりあえず参加する」「雑談メインの短いミーティング」なら十分ですが、大事な商談・評価に関わる面談・プレゼンなどでは、少し物足りなく感じられることもあります。
2. ヘッドセット型マイク
耳にヘッドホン、口元にマイクが付いたタイプです。オンラインゲームやコールセンターでもおなじみの形ですね。
- 口との距離が一定で、声の大きさが安定しやすい
- 周囲が少し騒がしくても、相手の声を聞き取りやすい
- 「聞く」「話す」を1台で完結できる
リビングなど、生活音が入りやすい場所で仕事をしている人に向いています。反対に、「長時間つけていると頭や耳が痛くなる」「髪型が気になる」といったデメリットもあるので、自分の体質や好みと相談しながら選びましょう。
3. USB接続のスタンドマイク
最近人気なのが、PCにUSBケーブルでつなぐだけで使える卓上マイクです。多くは感度の高いコンデンサーマイクで、声をクリアに拾いやすいのが特徴です。
ヘッドセットのように装着しないので、長時間の会議でもラクで、画面に映る見た目もすっきりします。自宅に自分の作業スペースがある人なら、まず検討したいタイプです。
マイクの位置や角度を調整できるスタンド付きのものを選ぶと、姿勢に合わせて細かく調整しやすくなります。
選ぶときに大事な3ポイント
たくさんスペックが並んでいても、テレワークで意識したいのは次の3つだけです。ここさえ見ておけば、大きく外してしまうことは少なくなります。
1. 指向性:どこからの音を拾うか
自宅で一人で話す会議なら、単一指向性(カーディオイド)と書かれたマイクを選ぶのがおすすめです。
- 自分の正面の声を優先して拾ってくれる
- 背後や横方向の生活音は少し抑えられやすい
「家族が後ろを通ることがある」「窓の外の音が気になる」といった環境でも、単一指向性マイクならある程度カバーできます。
2. 接続方式:USBが基本で安心
テレワークPCで使うなら、USB接続のマイクやヘッドセットがシンプルです。挿すだけで認識されることが多く、設定画面からも見つけやすいのがメリットです。
3.5mm端子のマイクも使えますが、「マイク用の端子なのか」「ヘッドセット兼用なのか」などを確認する必要があり、少し分かりづらい場面もあります。特に機材にあまり詳しくない場合は、USBタイプを優先して検討してみると安心です。
3. 置き方・距離
- ヘッドセット:マイクの先を口の正面ではなく、少し横にずらす
- スタンドマイク:口から20〜30cm程度離し、正面から声が当たる位置に置く
近すぎると息の音や“パピプペポ”の破裂音が目立ち、遠すぎると部屋の響きが目立ちます。最初にテスト通話で位置を決めておくと、その後がぐっと楽になります。
最初にやっておきたい簡単チェック
- 一人で試しに話して録音を聞いてみる
- マイクの位置を少しずつ動かして、聞きやすい位置を探す
- 同僚に1〜2分だけ付き合ってもらい、印象を聞く
シーン別:あなたに合うマイクのタイプはどれ?
自分の働き方をイメージしながら、近いパターンを探してみてください。「どのマイクがいちばん良いか」ではなく、「自分の環境に合うかどうか」で考えるのがポイントです。
パターン1:自室で一人、比較的静かな環境
→ USBスタンドマイクが使いやすいタイプです。
- 頭に何もつけなくて良いので、長時間でもラク
- 画面上の見た目もすっきりし、相手に落ち着いた印象を与えやすい
- 一度位置を決めてしまえば、毎回の準備がほぼ不要
「相手からはどう聞こえているだろう?」と気になる方は、最初だけ少し時間をとって位置調整をしておくと、その後は安心して使い続けられます。
パターン2:リビングや共有スペースで仕事
→ ヘッドセット型マイクの出番です。
- 自分の声を安定して届けやすい
- テレビや家族の声など、周囲の音に意識を持っていかれにくい
- 相手の声も聞き取りやすくなり、会議に集中しやすい
「オンライン会議の時間だけヘッドセットを使う」と割り切れば、オン・オフの切り替えにもなり、気持ちのスイッチが入りやすくなるという声もあります。
パターン3:家事・育児と仕事を行き来する
→ 小型USBマイクか片耳タイプのヘッドセットが候補。
「ちょっと会議に入る」「すぐ抜けて子どもを見る」など、オンオフの切り替えが多い人は、つけ外しのしやすさを重視するとストレスが減ります。片耳タイプなら、もう片方の耳で生活音も聞き取れるので、家事や育児との両立もしやすくなります。
パターン4:オンライン講義や録画にも使いたい
→ 単一指向性のUSBコンデンサーマイクが向いています。
あとから何度も再生される前提なら、少しだけ音質にこだわる価値があります。会議・社内動画・セミナーなど、幅広く使い回せるので、「声を使う仕事が増えそう」という方は検討してみてください。
買う前にチェックしたいポイント
候補がいくつか出てきたら、最後に次のポイントを確認してみましょう。全部に完璧に当てはまらなくても大丈夫です。自分にとって「ここだけは外したくない」という条件を2〜3個決めておくと、選びやすくなります。
1. 自分の一日と合っているか
- 会議時間は長い?短い?
- つけっぱなしが苦手ならヘッドセットは避ける
- 席をよく立つなら、軽くて扱いやすいものを選ぶ
同じマイクでも、1日30分使うのと3時間使うのでは、感じ方が大きく変わります。カタログだけでなく、「実際の使い方」を具体的にイメージしてみましょう。
2. 機能と使いやすさ
- 本体にミュートボタンがあると、とっさの音切りが簡単
- スタンドやアームで角度を調整できるか
- ケーブルの長さが、自分のデスクレイアウトに合っているか
特にミュートボタンは、「急に家族の声が入った」「くしゃみをしてしまいそう」といった場面で役立ちます。会議ツールの画面上でミュートするよりも、手元でサッと操作できると安心感が違います。
オンライン会議ツールの設定も忘れずに
マイクを変えたら、ZoomやTeamsなどの設定も一度見直しましょう。ここを調整しておかないと、「せっかくマイクを買ったのに、あまり変わらない…」と感じてしまうこともあります。
1. 正しいマイクが選ばれているか
会議ソフトの「オーディオ設定」で、使いたいマイク名になっているかを確認します。ノートPC内蔵マイクのままになっていないか、最初にチェックしておくと安心です。
2. 音量とノイズ抑制
入力レベル(マイク感度)を調整し、普通の声で話したときにメーターが中〜やや上くらいになるようにします。大きすぎても小さすぎても、相手には聞きづらくなってしまいます。
ノイズ抑制機能がある場合はオンにしてみて、タイピング音や周囲の雑音が少し和らぐか試してみてください。もし声が途切れがちに感じる場合は、抑制レベルを弱める、あるいはオフにしてマイクの位置で調整するのも一つの方法です。
まとめ:自分も相手もラクになるマイク選びを
テレワーク用のマイク選びで大切なのは、
- 自宅環境や働き方に合うタイプを選ぶこと
- 単一指向性+USB接続を基本の目安にすること
- 置き方や距離をテスト通話で一度決めておくこと
マイクをひとつ見直すだけで、「聞こえますか?」が減り、会議に集中しやすくなります。完璧を目指す必要はありません。今の環境より少しだけ聞きやすく、話しやすくなる一歩から始めてみてください。
自分の声がきちんと届いていると感じられると、話すときの自信も少しずつ変わってきます。無理のない範囲でマイク環境を整えて、テレワークのコミュニケーションをもっとラクにしていきましょう。

